1951-02-26 第10回国会 衆議院 本会議 第15号 最後に公聽会におきましては、公述人として一橋大学教授井藤半弥君は、今回の税制改正案では、專売益金を含めた国税と地方税の合計額と国民所得との割合、またはエンゲル係数による食費を差引いた租税負担能力との割合から見ても、一応租税負担の軽減は行われており、また社会政策的顧慮から減税が行われていることの二点は、賛成であるが、資本蓄積の諸措置については、たとい減税額はわずかでも、大体において大企業、大資本に特典 夏堀源三郎